目まぐるしい世の中の変化に対応し、
持続的発展を遂げるために。

平素はトチセン化成工業株式会社に対し格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

弊社が本社を置く足利市は、歴史的には、源姓足利氏発祥の地であり、日本最古の学校といわれる「足利学校」をはじめ、由緒ある神社仏閣、名所旧跡も数多く「東の京都」と呼ばれる風光明媚な街です。古くから織物の産地として知られ、近年はプラスチックや金属加工産業の産地として大いに進展しています。

この足利市で、弊社は昭和38年（1963年）、旭ダウ株式会社での高圧ポリエチレン製造開始に伴い、同社の勧奨により創業しました。創業以来一貫して、産業資材向けのポリエチレンを主とするプラスチックフイルム製品の製造メーカーとして、北関東を中心に販売を行ってきました。最近では、真円ドラム缶内袋やコンテナ内袋・自動車グリス用や接着剤用のタックチューブ容器などを市場のニーズに合せて製造を行い、全国販売しております。

近年、地球環境問題への取組みとして、世界は脱プラスチック、脱炭素の流れで、プラスチック業界を取り巻く環境は厳しくなっています。しかしながら、例えば弊社の真円ドラム缶内袋は、ドラム缶など外容器を再利用する際、洗浄時の廃液処理を極限まで減らすことができ、経費を節減し環境に配慮した製品です。社内一貫生産できる弊社の強みの製品のひとつと言えます。

目まぐるしい世の中の変化に対応しながらも、持続的発展を遂げるためには、社員一人ひとりの協力が不可欠であります。経営理念の基、社会貢献を行いながら、皆様のお役に立てる製品作りを目指していく所存です。

今後共、ご愛顧、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長　小泉 栄志